JSPについて|JSPの概要|日本研究プラットフォーム・ラボ(JSP) 慶應義塾大学SFC研究所

JSPについて

JSPの概要

JSP 日本研究プラットフォーム・ラボ

設立目的

2010年に創立20周年を迎えたSFCでは、未来創造塾を中心とした滞在型研究教育プログラムの開発・国際化・教育や研究が活性化するような組織や制度整備を計画しています。なかでも国際化はSFCの重要な柱の一つであり、世界の大学や高校の「日本研究」や「日本語教育」と連携することで、世界の研究機関の日本研究のハブとなることを目指しています。これはSFCが創設以来推進してきた「多言語主義」とセットとなる戦略です。SFCが探求する社会づくりやそのための政策は、それぞれの国の文化や言語の文脈に埋め込まれて意味をなすものといえます。

以上の認識のもとに本ラボは、国際戦略委員会との連携のもとに、日本の学生に現地の言語で世界を理解できる能力をつけるための支援、世界の学生や研究者に日本社会や日本で推進されている政策を日本語で理解する環境整備 の支援に取り組むことを目的としています。

新しい「日本研究」の理論と実践

SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボでは、2011年度から3年間、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「新しい『日本研究』の理論と実践」に取り組んでいます。本事業を通じて、本ラボは、SFCおよび慶應義塾が世界の日本研究のネットワークのハブとなるための研究拠点の形成に向けた活動を展開しています。
SFCでは、このプロジェクトをキャンパスの国際化戦略の柱のひとつとして位置づけています。SFCの「日本研究」による研究成果が近い将来、教育プログラムに還元されることで、未来の「日本研究」のエキスパートを育成し、若手研究者が交流する孵化基地として、SFCが国際的な研究教育の交流拠点となるための大きな推進力となることが期待されています。

沿革

2009/10 慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボ設立。
2009/10-2011/03 文部科学省平成21年度教育拠点形成費等補助金「教育研究高度化のための支援体制整備事業」による活動を実施。
2011/04 平成23年度文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択され、
研究プロジェクト「新しい『日本研究』の理論と実践」の活動開始。
2012/10 日本研究プラットフォーム・ラボの活動により構築された
国際共同研究ネットワークの成果として、SFCと台湾国立政治大学が協定書を締結。
2013/02 SFCと台湾国立政治大学との協定書に基づき、SFCから台湾国立政治大学への
教員派遣プログラムを実施。    
参考:交流協會 臺北事務所 (中文): 情報快訊: 日籍客座教授到任通知