2010年に創立20周年を迎えたSFCでは、未来創造塾を中心とした滞在型研究教育プログラムの開発・国際化・教育や研究が活性化するような組織や制度整備を計画しています。なかでも国際化はSFCの重要な柱の一つであり、世界の大学や高校の「日本研究」や「日本語教育」と連携することで、世界の研究機関の日本研究のハブとなることを目指しています。これはSFCが創設以来推進してきた「多言語主義」とセットとなる戦略です。SFCが探求する社会づくりやそのための政策は、それぞれの国の文化や言語の文脈に埋め込まれて意味をなすものといえます。
以上の認識のもとに本ラボは、国際戦略委員会との連携のもとに、日本の学生に現地の言語で世界を理解できる能力をつけるための支援、世界の学生や研究者に日本社会や日本で推進されている政策を日本語で理解する環境整備 の支援に取り組むことを目的としています。