「少子高齢化社会」「情報社会の進展」「東アジアの国際関係・安全保障」など、
地球社会が現在、あるいは近い将来に直面する社会的課題の解決に向けた実践的な研究テーマのもと、
日本研究プラットフォーム・ラボが有するグローバルネットワークを通じてお招きする気鋭の研究者と
みなさまとの議論を通じて、日本および東アジアの将来を見据えます。
TPP、日EUFTA、日中韓FTAの「FTA3点セット」は今や日本の内政と外交の「接点」であるといえます。この接点を直視することで、明日の日本の通商政策をデザインし、アジェンダ設定能力のある日本をSFCから発信します。
- ●パネリスト;
- フランツ・バルデンベルガー | ドイツ ミュンヘン・ルードビッヒーマクシミリアンス大学教授
- 孫 鳳軍 | 中国 山東省東亜研究所副研究員
- チャールズ・レイク | 米日経済協議会会長
- 川口順子 | 参議院議員
- 矢野義博 | 一般社団法人日本自動車工業会国際統括部長
- ジム・フォスター | 政策・メディア研究科教授
- ●モデレータ;
- 渡邊頼純 | 総合政策学部教授
喫緊の課題である社会保障・税の一体改革実現のためには、公平・公正な社会保障給付と徴税が不可欠です。その実現のためには、国民一人ひとりが固有の番号を取得する「社会保障・税に関わる番号制度(マイナンバー)」の導入が求められています。本セッションでは、全国民に番号が割り当てられる悉皆性や唯一無二の番号が個人に付番されることに伴い検討を要する課題だけでなく、マイナンバー導入を通じて日本の将来について議論いたします。
- ●パネリスト;
- 古川元久 | 衆議院議員
- 武田圭史 | 環境情報学部教授
- 新保史生 | 総合政策学部准教授
- ●モデレータ;
- 金子郁容 | 政策・メディア研究科教授
近年、さまざまな「地域活性化」の試みがすすめられています。「よそ者」の立場からまちや地域と関わる際には、どのような考え方やアプローチが望ましいのか。どのように地域における活動を根づかせていくのか。東京都三宅村での事例等を紹介しながら、さまざまな「地域資源」を発見・再発見し、長期にわたって価値を生み続ける「地域資産」へと変えてゆくためのヒントを探ります。
- ●パネリスト;
- 森 司 | 東京アートポイント計画 ディレクター
- ●モデレータ;
- 加藤文俊 | 環境情報学部教授
- ※ほか登壇予定
マンガ、J-POP、かわいいファッションなどのさまざまな日本のポップカルチャーは、ソーシャルメディアの時代に大きく変わろうとしています。ネットとテレビ、デジタルとアナログ、ネットとリアル、かわいいときれい、そして過去と現在などのさまざまな切り口から、日本のポップカルチャーの方向性と未来の人びとの心情を考えます。
- ●パネリスト;
- 閑歳孝子 | 株式会社Zaim代表取締役/久谷女子所属
- 斉藤理真 | コラムニストアイドル
- 山崎春奈 | インターネット探検家
- 山崎由佳 | SFC研究所上席所員(訪問)
- ●モデレータ;
- 濱野智史 | 株式会社日本技芸 リサーチャー
さまざまなボーダーを乗り越えて来たインターネットは今、時代の変動のなかで大きな壁を乗り越えようとしています。これまでかたくなにそれを拒んできた政治の場も、もはやインターネットの空間と無縁ではありません。とりわけ、SNSを武器とした「世論」の存在は、調整の場としての政治、民主主義の現実、選挙のあり方を大きく変えようとしています。日本の選挙は、民主主義はどこへ行くのでしょうか。各国の動向を見つつ、将来を見据えた議論を展開いたします。
- ●パネリスト;
- 李 政勲 | 韓国 延世大学国際大学院准教授/現代韓国研究所ディレクター
- 佐藤大吾 | NPO法人ドットジェイピー理事長
- 中山俊宏 | 青山学院大学国際政治経済学部教授
- 上山信一 | 総合政策学部教授
- ●モデレータ;
- 國領二郎 | 総合政策学部教授
- ※日本語・韓国語同時通訳
喫緊の課題である社会保障・税の一体改革実現のためには、公平・公正な社会保障給付と徴税が不可欠です。その実現のためには、国民一人ひとりが固有の番号を取得する「社会保障・税に関わる番号制度(マイナンバー)」の導入が求められています。本セッションでは、全国民に番号が割り当てられる悉皆性や唯一無二の番号が個人に付番されることに伴い検討を要する課題だけでなく、マイナンバー導入を通じて日本の将来について議論いたします。
- ●パネリスト;
- 安 英勳 | 韓国地方行政研究院主席研究員
- 満武巨裕 | 医療経済研究機構研究部副部長
- 秋山美紀 | 環境情報学部准教授
- ●モデレータ;
- 古谷知之 | 総合政策学部准教授
- ※日本語・韓国語同時通訳
激動のアラブ情勢のもとで、イスラーム世界との学術交流はいかに展開していくのでしょうか。学術協力および交流の役割についての一般的な目的 にとどまらず、慶應SFCが、10年以上にわたってアレッポ大学と特別な関係を続けているシリアを再建に向けた援助に対する学術協力の役割についても議論します。
- ●パネリスト;
- イサーム・ブハーリー | サウジ・アラビア王国大使館文化部文化アタッシェ
- ガド・エル ガディ | エジプト・アラブ共和国大使館文化・教育・科学局文化アタッシェ
- マンスール・バヒリディノフ | ウズベキスタン共和国大使館駐日代表部駐日代表
- その他イスラーム圏の各国大使館文化教育担当者
- ●モデレータ;
- 奥田 敦 | 総合政策学部教授
日本のみならず広く東アジアの諸国において、情報通信技術による「イノベーションの促進」が共通する課題といえるでしょう。少子高齢化、環境、エネルギー資源などの社会的な問題の解決や改善にむけて情報通信技術の果たす役割が大きく期待されています。一方で情報通信技術の発達は国際関係に大きな影響を与えています。インターネットはあらゆるものを繋げ、情報における国境という概念は薄れてしまいました。情報社会化は国際政治にどのような影響を与えるのか。東アジアの国際関係を事例に考えてゆきます。
- ●パネリスト;
- 楊 智明 | 台湾 淡江大学情報コミュニケーション学部アシスタント・プロフェッサー
- 李 大中 | 台湾 淡江大学国際事務・戦略研究科副教授
- 土屋大洋 | 政策・メディア研究科教授
- ●モデレータ;
- 加茂具樹 | 総合政策学部准教授
- ※日本語・中国語同時通訳
- ■ SFC Open Research Forum 2012開催概要
- [日時]:2012年11月22日(木)・23日(金・祝)
- [場所]:東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
- [開催テーマ]:知のbazaar
- [主催]:慶應義塾大学SFC研究所
- [URL]:http://orf.sfc.keio.ac.jp/
- [お問い合わせ先]:慶應義塾大学SFC研究所 ORF事務局
- orf-info@sfc.keio.ac.jp
※登壇者は、都合により変更となる場合がございます。また、セッションによっては、会場との質疑応答も含めインターネット中継を行うため、客席フロアを撮影することがあります。あらかじめご了承ください。
- ■ 日本研究プラットフォーム・ラボお問い合わせ先
- 慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボ事務局
- jsp@sfc.keio.ac.jp
- https://jsp.sfc.keio.ac.jp/